ついて。
(2017/05/08 現在、ファームウェア
Ver 1.02での評価)
総合評価:★☆☆☆☆ 1/5
画質:★★★☆☆ 3/5
音質:★☆☆☆☆ 1/5
機能:★★☆☆☆ 2/5
(ファームウェア部分は含まず)
付属端子:★★★☆☆ 3/5
ファームウェア:★☆☆☆☆ 1/5
率直な感想。(ファームウェア1.02現在)
使い物にならずw(14000円ほどがムダにw)
■無音で使用する場合は問題なく使えることがある。
が、しかし、解像度の設定により映像が
著しく乱れて記録されるので、
必ず、本録画前に確認録画をしておくことが必須。
■音も一緒に録画する場合はかなり難あり。
(人によっては許容できるみたいだが多くは完全アウトw)
◇ファームウェア側で
記録画質の制限(グレーアウト)をしているが
これが正常に動いていないため、
メニュー一覧で表示されるものと、
記録画質選択画面でチェックされている内容が
異なったりと色々酷いw
(なので、異なる動作をすることで、
選択できたり出来なかったりという
現象が起こるw)
またSDカード使用で電源オン時、メニュー画面などで
SDカードを抜くと、メニュー画面が終了し、
以降、メニュー画面が開かなくなることがある。
この場合は電源を一度OFFにして、再度ONにする。
また、記録できない状態では(フリーズ、または記録媒体の
ファイルフォーマットが未対応など)
録画開始ボタンを押しても、録画が始まらないので
この部分も仮に記録できるかどうかを
本録画の前に確かめておくことが大前提。
希に、電源を一度OFFにして再度ONにして、
録画開始ボタンを押すと録画が開始することがある。
この場合、電源OFF前はファーム系がフリーズしていた
という可能性がある???
※当方がみる重要な部分の不具合※
■映像と音声を異なる端子から記録できない
(PCキャプチャ時など)
映像をHDMI、音声をコンポジットという接続が不可能。
接続自体はできるが、録画時、HDMIかコンポジットかを
選択するようになっているので、どちらかの機能が
OFFにされてしまうため不可能。
この部分はファームウェア上で機能をカットしている模様。
事実、この接続方法で記録すると、一瞬だけ音が
モニタ(ヘッドホン)から聞こえて、途切れる現象を確認。
オンボードサウンドを使用している環境ならば、
この接続方法は無縁だが、サウンドカードや、
外部オーディオインターフェースを使用している環境も
多数有るため、この接続方法で記録できるようになれば
だいぶポイントが上がるのだが…。
しかし、後述の音質に問題があるため、この部分を
修正しただけではまだまだ使い物にならないw
■記録したファイルを再生するとミョロミョロという
音が聞こえるw
低ビットレートで記録したかのような、
かなり気分の悪い「ミョロミョロ」という音が聞こえてくる。
別に音が鳴っている場合は聞こえにくいが、それでも常時
鳴っているため、かなり不快。
某有名サイトレビューでも音質が酷いとあるが、
たしかに酷いw
ミョロミョロ音の件を省いても、
音が割れたような状態で記録されたりするので
音質の改善は必須。
音声は別メディア(ICレコーダー等)で記録すればいいが
そういう恵まれた環境にあるケースは希なのと、
あとで映像と音声ミックスしてエンコードし直しという
手間を考えたら、この現象も致命傷と思える。
上記二つの不具合により、★はすでに1/5評価に落ちるw
■記録媒体のファイルフォーマットが重要。
ファイルフォーマットの仕様により、FAT32形式では
1ファイル、4GBを超えて記録することが不可能。
そのため録画が強制的に終了する。継続して録画はされない。
この現象の回避方法は
SDカードの場合は64GB以上のメディア(SDXC)を使用し、
本機(GV-HDREC)でフォーマットすることで回避可能。
USB外付けHDD等も同様。
NTFS形式ではファイルフォーマットが対応していないという
エラーが出て記録できないため、PCで使っているHDDは
そのままの状態で使用できないので注意が必要。
長時間記録に対応しているのは「exFAT」形式。
この形式でフォーマットしなければならない。
■録画ビットレートの種類が少ないので
正常に記録するには画質レベルを落として記録するなど
の配慮が必要。もう少し対応幅を増やすべきでは無かろうか?
〜〜〜〜〜本機の良いところ〜〜〜〜〜
■メニュー画面はテレビのリモコンで操作できたりする。
(一部出来ない機種もあるらしか)
本機のボタンを押さずにテレビのリモコンから操作が
できるので楽。
■microSDではなく標準サイズのSDカードスロットを搭載。
(microSDを使用したい方はアダプタを使ってクダサイ)
microSDスロットのみを実装しているタイプのユニットが
多い中、標準サイズのSDカードスロットを装備しているのは
高く評価したい。(こういう細かい部分は非常に重要)
■記録媒体に、SDカード、外付けUSBHDD、USBメモリーなどを
使用できる。
■アナログコンポジットを実装しているため、
比較的幅の広いハードに対応できる。
しかし、録画ビットレートは720x480 60fpsのみなので
要注意。(30fps もできる様にしたらいいのにw)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実装している端子やスロット等は悪くないし、
コンセプト的には悪くないが、
仕様、ファームウェアがとてつもなく酷い製品であるため、
2017/05/08より半年くらいは様子をみないとまずいかもw
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○おまけ○
個人的には記録ビットレートの
ユーザーカスタムプリセット機能が欲しいかなと思った。
(
プリセット1.1920x1080 60fps
プリセット2.1920x1080 30fps
など
)
というのはPCと、ゲーム、など異なる環境で記録する場合、
現状の仕様では
録画ビットレートをいちいち変えなければいけないからだ。
最低2つくらいのカスタムプリセット機能を実装し、
ボタンで切り替え(当然録画中は切り替え不可能w)
できるようになれば、かなり良いだろう。
(プリセット2つの場合は
[OFF,preset1,preset2]のような感じ)
この機能は、解像度はいいとして、
仮に30フレーム(fps)、60フレームの使い分けを
する際に非常に便利になるはずだ。
例えば、レースゲームやアクションゲームは60フレーム、
細かい動きが少ないRPGなどは30フレームで容量節約、
なんていうことがボタンで出来ればいいのになぁw
(LED or 液晶でプリセット番号が分かると尚良し)
3〜5個くらい設定できると最強w
PCキャプチャ時は30フレームで充分なものもあるだろうし、
この機能が使えるシーンは多いはず…。
(コストはかかるだろうが、プリセット名、番号を
液晶で表示される様になると言うことなしだな)
こういう小さな機能は製品を長く使えるという
理由にもつながるので、無視は出来ないと思う。
こういう部分のコストカットはしてはならないはずだ。
(断言)
以上。
正直、この使い物にならない現状が辛い。